平成25年8月28日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)平成25年9月湖南市議会定例会提出案件について

(2)湖南市糸賀一雄生誕100年記念事業「めざせ!共に生きるまち」~よっといで9.1夏まつり~

(3)心のインフラづくり~第3章~「自殺予防週間」の街頭啓発活動 ~きらめき湖南天使・ファミリーレストラン~

(4)「あげあげサミット2013」開催 ~地域は一つ、明日の笑顔のために~

(5)市の行事予定(8月28日~10月1日)

発表内容

司会

 これから平成25年9月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 市議会9月定例会を9月2日(月曜日)に招集をした関係上、9月度の定例会見が本日となりました。
 9月定例会には、条例案件を11件、補正予算を8件、人事案件を3件、字の区域および名称変更1件、決算認定を9件の合計32件を提案してまいります。今議会は決算議会であると同時に、現在の議員の任期としては最後の定例会となります。

 まず、条例につきましては、制定が3件と改正が8件ですが、制定条例につきましては、まず、「湖南市防災の日を定める条例」(議案第66号)がございます。これは、宝暦6年9月16日、太陽暦に換算いたしますと1756年10月9日に市内妙感寺地区で発生した大規模な土砂災害である「妙感寺流れ」を風化することなく後世の市民に継承し、災害に対する備えと心構えを充実強化することで、安全で安心な街まちづくりを推進するために「湖南市防災の日」を定めるものです。全国的な防災の日といたしましては、9月1日や1月17日、3月11日など、主に大震災を契機として制定されていますが、地震はその発生に規則性をとらえることは困難です。一方、最近増加しているゲリラ豪雨を含めた風水害については、過去の経験則上、季節的な危険性を予見することがあるていど可能であることから、湖南市においては、過去に民家57戸を埋没し、94人の命を奪った「妙感寺流れ」を教訓に、その前後の期間を含めて常に防災意識を高揚し、災害に備えようとするために条例として制定するものです。こうした条例はおそらく全国的にもないのではないかと思います。

 次に、「湖南市景観条例」(議案第67号)ですが、これは、現在景観計画の策定作業中であり、景観法の規定に基づき本市が平成25年12月に景観行政団体へ移行するに際して、独自の景観計画と自主条例としての景観条例を制定するまでの間のつなぎとして、景観法やふるさと滋賀の風景を守り育てる条例により委任された事項を行うための法委任条例を策定するものです。
 「湖南市農村公園設置及び管理に関する条例」(議案第68号)につきましては、甲西南部ほ場整備事業によりまして、市内夏見地先に整備している農村公園の設置に伴う設置管理条例を定めるものです。

 つぎに、改正条例につきましては、「湖南市防災行政無線条例の一部改正」(議案第69号)については、防災行政無線の遠隔制御装置を移設するに際して、その所在地を改めるものです。「湖南市税条例の一部改正」(議案第70号)、「湖南市国民健康保険税条例の一部改正」(議案第71号)、「湖南市介護保険税条例の一部改正」(議案第73号)、「湖南市後期高齢者医療に関する条例の一部改正」(議案第74号)、「湖南市営住宅条例の一部改正」(議案第75号)、「湖南市公共下水道事業に係る受益者負担に関する条例の一部改正」(議案第76号)については、いずれも地方税法等の改正や延滞金等の利率見直しに伴うものです。「湖南市生活安全条例の一部改正」(議案第72号)は、犯罪の増加や治安の悪化を受けまして、市内の公共空間に防犯カメラを設置するに際して、その適正な設置や利用、遵守義務などを定めるものです。

 補正予算8件につきましては、決算や精算を受けて所要の整理を行うもので、取り立てて大きな案件はありません。人事案件については任期を迎えます固定資産評価審査委員会委員の選任について、3人の同一委員について議会の同意を求めるものです。「字の区域及び名称の変更」については、新たに開発されました市内北山台団地に隣接した菩提寺の約50世帯、面積にして約4ヘクタールを北山台二丁目に変更するもので、11月5日の実施を予定しております。決算9件につきましては、平成24年度の一般会計、特別会計、企業会計の各歳入歳出決算で、監査委員による決算審査の結果も大きなご指摘はございませんでした。

 これまでながらく懸案となってまいりました議員報酬と議員定数の見直しに関しましては、すでに8月臨時会においてお認めをいただいておりますので、今議会における争点とはならないと予想しております。最初にも申しましたように、この9月定例会が現在の議員の任期最後の定例会となります。立候補予定者への説明会は9月14日と伺っておりますし、9月定例会は9月24日までの会期となる予定です。

司会

 資料提供について担当から説明させていただきます。

総務課長

 平成25年9月湖南市議会定例会提出案件について説明。

健康福祉部次長

 湖南市糸賀一雄生誕100年記念事業「めざせ!共に生きるまち」~よっといで9.1夏まつり~について説明。

企画調整課長

 心のインフラづくり~第3章~「自殺予防週間」の街頭啓発活動 ~きらめき湖南天使・ファミリーレストラン~について説明。

司会者

 資料提供3については商工会からの提供ですので、後ほど説明させていただきます。それでは質疑がありましたらお願いします。

記者

 防災の日の条例は珍しいものですか。

市長

 多分、他には無いと思います。調べたところ無いです。

記者

 この日に何か意味があるのですか。何かする予定はあるのですか。

市長

 今年は災害図上演習をやろうと考えています。これまでもこの10月9日は、湖南市防災の日ということで、市民のみなさんに周知してきましたが、やはり法的な根拠といいますか、一度、法的なところで押さえておく必要があろうかということで今回、議会に条例案を提案させていただきました。これまで区や自治会においても自主的に防災訓練をされていましたが、行政としてもしっかりと対応するという責務、それから市民にもそれを気にしながら防災減災に努めていただく、ということが条例に書いております。

記者

 じゃぁ、もともと妙感寺ながれでしたっけ、この日として、地域でもやっていて、市も防災の日ということでやっていたけれど。まぁ正式に位置づけるということですか。

市長

 そうですね。

記者

 防災の日の内容というのは具体的にどのような内容でしょうか。

危機管理局長

 災害時図上演習の計画をしています。7月28日には総合防砂訓練を行いましたが、さらに専門家の指導を受けて、災害時の災害対策本部立ち上げの図上訓練を行います。

市長

 糸賀 一雄生誕100周年記念事業については、昨年度からプレ事業ということで湖南市として取り組んできたが、今年もじゅらくの里において出会いのアート展、それから7月に記念公演とシンポジウムを行い、甲西図書館において糸賀一雄展も行っております。9月1日には障がいのあるなしに関わらず、共にくらすまちをつくっていこうということで、まずはお互いを知りあうということが大事だということでのイベントの開催ということになりました。障がい者とふれあう機会が少ないという人もたくさんおられますので、お祭りということを契機として、こういう支えが必要なんだなということに気づいていただけたらと考えています。この後の取り組みとしては、全国的に先駆的な取り組みとして発達支援システムについての書籍を1冊発行する予定です。また市内にある県立近江学園では連続リレー講座がスタートしました。糸賀 一雄生誕100年を糸賀 一雄の検証、記念ではなく、これを契機として糸賀思想をさらに進化発展させていくそういったところにつなげていきたいと考えています。県も3月29日、30日に大きなイベントを計画されています。そういったところとも連携を取りながら、湖南市は近江学園を抱えている直接の市でもありますので、こういった取り組みを進めさせていただいております。

司会者

 よろしいですか。なければこれで終了します。次の定例記者会見については、10月1日(火曜日)午前11時からこの会場でさせていただきます。

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