平成19年4月5日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を政策秘書課でまとめたものです。

市長会見事項 要旨

1.甲西橋付け替え事業の着手について

起工式

平成19年4月3日(火曜日) 午前9時30分から

所在地

湖南市岩根

2.湖南市発達支援センター開所5周年記念式典について

日時

平成19年4月20日(金曜日) 午前9時30分から正午

場所

湖南市中央一丁目1番地 共同福祉施設(サンライフ甲西)

内容

式典

記念講演

講師 竹田 契一先生 (大阪医科大学客員教授)

演題

「特別支援教育の動向と発達支援センターの役割」

3.第17回にごり池さくらまつりの開催について

日時

平成19年4月8日(日曜日) 午前10時から午後4時30分

場所

湖南市大池町 湖南市にごり池自然公園

内容

模擬店、湖國十二坊太鼓、フリーマーケットなど

4.平成19年度湖南市スポーツ少年団入団式

日時

平成19年4月7日(土曜日) 午前9時45分から正午

場所

湖南市夏見 総合体育館

内容

入場行進、あいさつ、各団紹介、交流会など

資料

発表内容

司会

 これから4月の定例記者会見を始めさせていただきます。本日の懸案事項は4件でございます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

 新年度となりまして、初めての記者会見です。助役も副市長となりまして、各部に事業の進行管理や調整を行う次長を配置し、新しい体制で臨ませていただいております。今年度もよろしくお願い申し上げます。
 さて、今年度の人事につきましては、事前に部長と次長を内々示いたしまして、各部ごとに課長より下の職員を大枠の固まりで示し、新部長と新次長が相談しながら部内人事を行いました。いわば、部局枠人事というものでありまして、これまでのような人事体制の偏りは、現場に即応した形にだいぶん改められたのではないかと思っております。
 本日の話題提供はお手元にありますように4件です。
 まずは、甲西橋付け替え工事事業の着手についてです。一昨日に現地において起工式と安全祈願祭を行わせていただきましたが、報道関係への資料提供が遅れましたことをお詫びいたします。甲西橋につきましては、昭和の合併以前からの課題でありまして、甲西中学校への通学橋として整備されてきたもので、現在の橋は昭和33年に完成したものです。約半世紀を経過しまして、老朽化してまいりましたので、4年前から自動車を通行止めにしておりますが、このたび全面的な架け替え工事を行うことといたしました。
 合併後、市の中心部へのアクセスを順次整備しております。石部方面からのアクセスとしては合併特例債事業で三雲石部連絡道路を整備中であり、菩提寺方面からは現在の甲西大橋を、下田方面からは林道を通り同じく甲西大橋を使うことができますが、岩根や水戸方面からは中心部へ来られる際に不便をかけておりました。岩根、水戸、また積雪時の林道閉鎖に伴う下田方面からのアクセスとして、甲西橋を合併特例債事業で架け替えることになりますが、本市の地形上、どうしても中央を東西に野洲川が流れておりますので、まちの一体性を確保するためには橋が必要になってまいります。
 工事期間中は近隣市民の皆さんに大変ご迷惑をおかけしますが、平成22年度の完成をめざして工事を進めることとしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、湖南市発達支援センターが設立から5周年を迎えたということです。本市では昨年6月に「障がいのある人が地域でいきいきと生活できるための自立支援に関する湖南市条例」を制定いたしましたが、その中核をなす発達支援システムは、「支援の必要な人に対し、乳幼児期から学齢期、就労期までの縦の連携と教育・福祉・保健・就労・医療の横の連携によって支援を提供する仕組み」でありまして、国レベルにおいても平成17年4月に「発達障害者支援法」がつくられましたが、その大もととなりました湖南市の発達支援センターが、旧甲西町で設置されて丸5年が経ちました。
 このたびは、5年間の成果と課題を報告し、竹田 契一大阪医科大学客員教授に『特別支援教育の動向と発達支援センターの役割』と題した特別講演をいただく記念式典を4月20日に予定をしております。
 次の話題は、「第17回にごり池さくらまつり」を開催するということです。毎年この時期に市内のにごり池自然公園周辺において、商工会や観光物産協会が中心となりまして、さくらまつりを開催しております。にごり池周辺には千本の桜が植えられており、年によっては葉桜であったりしますが、今年は暖冬の予想であったにもかかわらず花冷えの時期も長く、ちょうど開催予定日の今月8日には見ごろになるのではないかと思います。
 8日は県議会議員選挙の投開票日ではありますが、今のところ曇後晴の予報で、午前10時から夕方まで、アトラクションやフリーマーケット、子ども向けイベントなどで賑わう予定となっております。
 最後に、湖南市スポーツ少年団入団式についてであります。「一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを!」、「スポーツを通じて青少年のからだとこころを育てる組織を地域社会の中に!」ということで創設されたスポーツ少年団ですが、現在、市内においては、野球、サッカー、バレー、ミニバス、剣道、柔道の各団合計29団が活動しており、今年度の入団者は726人となっております。
 さくらまつりの前日になります明後日7日(土曜日)に総合体育館において午前10時から入団式を挙行いたします。式典の後には各団対抗の大縄跳びをして、交流を図り団結力を高める交流会も予定しております。
 以上、今月の話題4点を提供いたします。よろしくお願いします。

司会

 ただいま市長から説明させていただきました4点につきまして、担当から順番に詳しく説明させていただきます
 では、甲西橋からよろしくお願いします。

建設課長

 よろしくお願いします。甲西橋の付け替え事業でございますが、お手元に資料をお配りさせていただきました。甲西橋については昭和33年の11月にかけられております。現在47年余りが経過しております。特に最近では腐食など老朽化が進んでおります。これに伴いまして平成15年には二輪車・自転車・歩行者以外の車輌規制を行っております。これによりまして住民の皆さんにはご迷惑をおかけすることになっております。このたび岩根区の北側から市役所・学校など公共施設へのアクセス道路としての役割、いろいろな役割りを担う中でこの事業につきましては、合併特例債事業ということで、事業を計画させていただきました。今後の予定としまして、今現在、平成18年度は旧橋の取り壊しをさせていただいております。これと迂回路の整備をさせていただきまして、平成19年度の9月からは橋台2基、そしてまた橋脚7基、この間の延長が332メートルでございます。あとまた照明灯と高欄などの計画をさせていただいております。この事業につきましては川の中ということもございますので、渇水期での事業ということで10月から5月の単年度事業ということになります。その事業費はいまのところ計画しておりますのは、17億円でございます
 この道路の幅員構成でございますが、車道2車線3メートル、歩道が上流側3.5メートルの一車線、路肩が2メートルということで、全幅が11.5メートルになります。一応設計速度ということで時速30キロメートルを想定しての橋でございます。それと右折溜まりの部分の幅は14.25メートルになっております。以上のようなことでございます。

司会

 それでは次に発達支援センターの開所5周年記念式典についてお願いします。

社会福祉課参事

 先ほど市長のほうからも説明がありましたように、湖南市の以前、平成12年甲西町のときに障がいのある子どもさん、発達支援の必要な子どもさんの自立を支援するために、縦の連携と横の連携ということを考えまして、発達支援センターが開所されました。縦の連携といいますのはその子どもさんが成長してくるのに伴って、関係する部局が連続的に支援していくということと、横の連携といいますのはその時々のニーズに合わせて支援していく状況や内容について関係する教育・医療・福祉が連携しながらいくということであります。そのときの子どもさんのライフステージに合わせた連続的・横断的な支援を実現するということで、発達支援センターができました。そのことにつきましては平成14年に12年からずっとシステムの構築をしながら「ことばの教室」を中心に保健センターの福祉の事業を中心に最初はやってまいりましたけれど、先ほど申しましたように、自立支援ということで就労を視野に入れた形で、どんどんそういう縦の連携も充実するようになってまいりました。平成14年に文科省の視察を受けまして、当時発達支援教育についての取りまとめをしておった課長が、甲西町(現在の湖南市)のシステムをモデルにしたいということを言われました。先進的な取り組みを具現化したものが発達支援センターと捉えております。現在、平成18年度末の支援センターの子どもさんの状況ですが、言葉の教室で指導員が7人おりまして、101人の子どもさんがおられます。そしてそれに加えまして、教育相談ということで通所まではいかないんですが、保護者のかたへの支援、担任の先生への支援を含めました教育相談が70件です。幼児期が93件で、同時に保育園の先生、幼稚園の先生、保護者の相談を含めた件数になります。あと、個別療育という形で同じセンターの中で出生してから検診などで障がいが見つかった子どもさんについて、そういうニーズが明らかになった時点からの指導を行っておりまして、指導員1人で52人の子どもさんがおられます。それから地域療育教室ということで親子教室、児童デイサービスがありまして、通所児童が51人、地域療育教室の指導担当が6人で、内訳が保育士が5人、相談員1人という形でさせていただいています。通所児童の内訳ですが、親子教室が31人で、児童デイサービスが20人です。子どもたちのニーズに合わせた支援のために指導員も頑張っております。非常に充実していっているというように考えております。以上です。

司会

 それでは次に第17回にごり池さくらまつりの開催についてお願いします。

商工観光課長

 どうぞよろしくお願いします。それでは第17回にごり池さくらまつりについてご説明させていただきます。目的につきましては、もともと25年前に甲西町商工会青年部が桜の苗木200本を植栽いただきまして、それ以後毎年増やしていただき、今日に至り、現在では1000本余りの桜ということになっております。本年17回目となるわけですが、市内外問わずたくさんのかたが、毎年2000人から3000人ということで聞いておりますが、お越しいただいております。これに合わせて市民の活性化を図っていこうということで、開催しているものでありまして、市の観光物産協会が主体でありますが、商工会青年部の全面的な協力を得まして開催をしております。お手元の観光案内に載せてありますが、場所は工業団地の南側であります。イベントのところに夜間の桜の写真も載っております。夜間ライトアップしておりますし、桜の名所ということでございます。日時は4月8日でございまして、ちょうど見頃になるのはないかなというふうに考えております。時間が午前10時から午後4時半まで、雨天の場合は中止ということでございます。内容についてでございますが、ピンクのちらしがお手元にあるかと思いますが、地元の湖国十二坊太鼓、それから移動ボランティアセンター、甲賀市からござれGO-SHU!、アマチュアバンドなどの催しも考えておりますし、子どもさん向けの機関車などの遊びやフリーマーケットを30組公募によりまして当日出ていただくことになっております。駐車場につきましては、東側に企業2社さんにご無理をお願いしまして臨時の駐車場をお願いしております。警備員も配置をいたしました。商工会のほうで図書券プレゼントといった企画も考えていただいております。ざっとした説明ですが、以上でございます。

司会

 続きまして、スポーツ少年団入団式についてお願いします。

生涯学習課長

 よろしくお願いします。平成19年度の湖南市スポーツ少年団の入団式について説明させていただきます。開催の日時が4月7日、場所が総合体育館、10時から開会、11時5分から交流式ということになっております。入団式につきましては、入場行進、国旗などの掲揚、来賓のあいさつなどがありまして、各団紹介のことばという形になります。そして、交流会ということで各団大綱の大縄飛びがあります。19年度のスポーツ少年団は29団、726人です。

司会

 ただいま説明いただきましたほかに、資料提供としまして市の行および市長等の予定表(4月6日から5月10日まで)、それから広報こなん4月号、そして次第には書いてございませんが、滋賀県議会議員一般選挙選挙公報を手元にお配りさせていただいております。以上4件説明させていただきましたが、ただいまから質問をお受けさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

記者より質問

「甲西橋付け替え事業の着手」について

Q: (京都)

 甲西橋ですが、長さが332メートルですか。

A:(担当)

 331メートルです。いま332メートルなんですが、この甲西橋を取り壊すことによって、迂回路を検討させていただきました。甲西橋の北詰から防犯灯を30メートルピッチで設置し、暗くなってからだいたい12時頃までつきます。甲西大橋、ここに地図が載っていますが、4キロ20分これがルート1ということなんですが、甲西大橋に防護柵を今現在付けさせていただいております。
 申し訳ございません。甲西高校まで遠くなるということで、迂回路を検討させていただきました。

司会

 迂回路についてはすぐ後で資料をつけさせていただきます。

Q:(京都)

  通学路があるというと、どこの学校ですか。

A: (担当)

 甲西高校です。

Q: (読売)

  橋の完成は23年の3月ですか。

A:(担当)

  22年の5月です。

Q:(中日)

  車の通行止めはいつからなんですか。

A: (担当)

 15年の4月からです。

Q: (記者)

 二輪車及び自転車、歩行者以外の、ということですね。

A: (担当)

  そうです。車だけは通れません。

Q: (京都)

 橋の付け替えというとほかの野洲川の橋については、もうそれぞれされているのですか。

A: (担当)

 掛け替えは初めてです。県道もありますし、国道もありますし、これはまったく市道でありますから。

Q:(京都)

 一番古い橋になるんですか。

A:(担当)

 そうです。一番古い橋になりますね。

Q:(京都)

 いま6つあるのですか。

A:(担当)

 そうです。横田橋、菩提寺から石部の中郡橋も入れて一番古い橋です。

Q:(中日)

 甲西橋を入れての6本ですか。それでは今は5本ですね。

A:(担当)

 止まっていますしね。一番中央に近いですしね。

Q: (BBC)

 この前もお願いして、あえてお願いしたいのですが、竣工式っていうのを既にやってしまっていると、後追いになってしまうので、できたら竣工式より先に資料提供していただいて、何日に竣工式を行う、というような資料の出し方を今後お願いしたいのですが。態勢の問題もあるのでしょうが。あと、せっかくなので、組織を変わられたということで、広報体制というのはどうされるのですか。今までは広報担当が資料とかを窓口や電話で提供いただいていたのですが、広報担当と課が分かれたということなので、窓口はどちらになるのでしょうか。

担当

 記者クラブについては、政策秘書課のままになります。広報のほうが情報政策課になりますので、どちらにかけていただいても対応いたします。

A:(担当)

 戻りますが、湖南市の中には6つの橋があります。横田橋、これは三雲ですが国道です。新生橋。それから甲西中央橋、これは県のほうで農免橋ということです。掛け替えの甲西橋。甲西大橋。中郡橋、これは県でございます。ということで、ここに迂回路を示させていただきました。県立甲西高校と書いているところがありますが、今までこの甲西橋を使って約200人が通学しておりました。工業団地、菩提寺、岩根方面からの通学者が約200人、一般のかたが約170人でございます。その迂回路として、この北詰のところ、区画線600メートル2本、この部分ですね、ここから北詰で路肩に白線を引かせていただいて、30メートルピッチで防犯灯を取り付けさせていただきました。そして甲西大橋のほうへ上がりまして、横断の防護柵を東側・西側両側に付けてほしいという要望で付けたのですが、今度は車道が狭くなるという苦情も出ております。あくまでも歩行者の安全ということを考えて防護柵を設けさせていただいております。中央の北側の堤防に防護柵をつけ、橋梁も設置させていただきました。危険なところについては防護柵・防犯灯を30メートルピッチで付けさせていただいたということです。それ以外に、甲西駅へ自転車などで行かれるかたのために段差をできるだけなくしていく工事も開始しております。これが先ほど申し上げました迂回路でございますが、安全対策を重視しておりますので、よろしくお願いします。北詰から自転車で8分から10分早く出ていただかないといけません。それと、北詰と南詰めには朝夕ガードマンを設置しております。防犯灯も夜9時ごろまででもよいかと思っておりましたが、地元からの要望で最終電車の夜11時や12時で帰ってこられるかたのために、昨日からは12時ごろまで点灯させていただくことになりました。

司会

 ほかにございませんか。ないようでしたら、いったんここで終了させていただきます。次回の定例記者会見は5月10日の午前11時から東庁舎4階議員控室で行います。本日はありがとうございました。

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