令和5年度 第1回湖南市障がい者施策推進協議会会議録

更新日:2023年10月26日

日時

令和5年(2023年)10月26日(木曜日) 午後2時から

場所

湖南市役所 東庁舎 3階 大会議室

出席者

委員9人、事務局

欠席者

委員3人

次第

1、挨拶

2、会長・副会長の選任

3、委員自己紹介

4、議題

(1)第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画の中間見直しについて

(2)その他

◎令和5年度 第2回湖南市障がい者施策推進協議会令和6年2月開催予定

・第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画見直し(案)について

会議内容

事務局:みなさんこんにちは。本日は、湖南市障がい者施策推進協議会にご出席いただき誠にありがとうございます。

ただ今から令和5年度第1回湖南市障がい者施策推進協議会を始めさせていただきます。

委員12人中、本日の出席委員は9人、欠席委員は3人です。湖南市障がい者施

策推進協議会運営要領第2条に基づき出席委員は3分の1以上ですので本協議会が開催できることを報告します。

会議の内容は会議録として市のホームページに掲載されますこと、また録音をさせていただくこと合わせてご報告いたします。

次に資料の確認をさせていただきます。まず、事前にお渡ししている資料として

会議次第、委員名簿、資料1~5、参考資料1~4、当日配布させていただきました資料です。それでは、次第に基づきまして、健康福祉部長からご挨拶を申し上げます。

 

 

【部長挨拶】

 

 

事務局:それでは、今年度第1回目の会議となりますので、次第とは順序が逆になりますが、次第3の自己紹介を委員名簿の順にお願いしたいと思います。

 

 

【各委員自己紹介】

 

 

事務局:ありがとうございました。それでは次第2「会長・副会長の選任」に移

ります。本協議会は「障がいのある人が地域でいきいきと生活できるための自立支

援に関する湖南市条例」に基づく協議会であり、第28条に「協議会に会長及び副

会長を置き、委員の互選によってこれを定める」となっていますが、いかがいたし

ましょうか。

 

 

【事務局一任の声】

 

 

事務局:事務局一任の声をいただきましたので、事務局のほうから選任させていただきます。会長に金子秀明様、副会長に桐高とよみ様を選任させていただきます。異議はございませんでしょうか。

 

 

【異議なしの声】

 

 

事務局:ありがとうございます。それでは、会長は金子秀明様、副会長は桐高とよみ様にお願いします。会長、副会長に一言ずつご挨拶をお願いしたいと思います。

 

 

【会長、副会長挨拶】

 

 

事務局:それでは議長につきましては「湖南市障がい者施策推進協議会運営要領」第3条に基づき「会長は会議の議長となり、議事を整理するものとする」と定められていますので、金子会長にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 

 

会長:それでは次第の4(1)第3次湖南市障がい者の支援に関する基本計画の中間見直しについて事務局より説明願います。

 

 

事務局:(資料1~5について説明)

 

 

会長:このことについて、ご意見、ご質問がございましたらお願いします。

非常に多い、ポイントを示していただいた。質問ありますか。意見ございませんでしょうか

 

 

委員:質問8のところで、地域を見据えて自立をする。送り出していくとあるが、自立の概念が変わっていると思う。地域で独り立ちするという意味でよいのか。『助けて』というのが難しいのでは。自立のとらえ方を考えることが大切なのではと思います。

 

 

事務局:事務局の方でもこちらの文章で、地域で安心して生活できることと直します。

 

 

会長:サービスを保護者が参画できる何か意見はありますか

 

 

委員:成人した後、私たちの介護などわからないことが多く、どうしたらよいのか、計画に何か盛り込んでほしい。申し上げにくいですが。

 

 

会長:家族の方も年齢その時によって悩みの内容も変わっていきます。リアルな意見だと思います。

 

 

委員:サービス計画策定がどういうものなのか、初めて今年参加させていただきました。私の息子が就労する時にサービス調整会議があり、それが初めて計画にかかわった。

使えるサービスがない。学校の時に保護者も本人も聞いていない。計画もどのように作られているのか

システムが使えるのか、今でも課題だと思う。親の会があったのでそれで知ったが、本人が情報を知ることがない。

 

 

会長:様々なサービスの情報がわからない。アンケートの80%が困ったときに相談できる人がいると回答している。家族、友人、知人、福祉サービスを使っている人だと思う。まだ浸透していない。相談支援事業所に相談する時に誰が相談できるのか。相談を受けているところで基幹相談支援センターとしてどうですか

 

 

委員:中々情報は行き渡らない。色々な取り組みがされている。情報取得の力、情報を活用されるのか。誰がお手伝いをして理解するのか、大事だと思う。

私たちも制度のことを把握しているが、計画策定に置かれましても、どのようにわかりやすく説明するのか、例えば、視覚障がい者にどのように説明するのかなどを含めて検討していただけたら。

質問なのですが、事前に質問を送ったのですが、送れてなかったのですが、資料3のP5のところですが、国が示している目標設定があると思うのですが、赤字の一人二人ゼロとなっている。

目標値が0なのは気になる。目標が0だったら、目指せないのではないでしょうか。やらないのと一緒ではないか。

P9の訪問系サービスの実績ですが、居宅介護、行動援護、同行援護等を合わせて、合計832時間 これではよくわからないです。行動は知的 同行は視覚、これをひとくくりにするとニーズが見えない。足りているのか見れない。4つのサービス毎に見れるようにしてほしい。

 

 

事務局:資料5ページは、策定委員会でもこの議題にあがっています。その委員会の中では一般就労の移行者数を令和3年1、令和8年2としている。ここの数から引いたもの。主に就労移行から目標値として向かっている。委員会らの指摘を踏まえ、もう一度、就労移行の湖南市独自の数にするか検討します。

9ページの方は、おっしゃるとおりだと思っています。分析についてはサービスごとに分けて、行っています。

 

 

委員:実績値の出し方について、コロナの影響で減っているのではと思うので、それを踏まえてほしい。A型で令和3年0人なのは、これはコロナ禍の中で受け入れが難しかったからだと思うので、そういうことも含めて検討してほしい。

 

 

会長:大変貴重な意見だと思いました。この3年間コロナで利用者が減っている。例えば、20ページの日中一時も計画に対して、67%もコロナの影響なのか、計画とニーズがマッチしていないのか。非常に居場所づくりとして大切だと思うが、どのようにみているのか。

 

 

事務局:居場所のところでいうと、放課後等デイサービス利用状況は113%になり計画より大きく上回っている。3倍になっている。この結果から検証すると保護者は放課後等デイサービスを使いやすと判断している。会長が言われたニーズを考えていきたい。

 

 

会長:ありがとうございます。最初のところに戻りますが、サービスがどう使えるのか。家族の方で、こんな時にはここに行くというのか、わからない時がある。一番は親族に相談すると思う。相談支援事業所に聞きに行くとかにはなりにくいと思う。一般の方にはとっつきにくいと思う。民生委員や社協に相談する方が多いと思う。これが、重層的支援だと思う。市民の方に知ってもらうことが大事だと思う。

 

 

委員:質問7,8は僕の質問だと思う。

滋賀医大の方から石部診療所に診察があることを初めて知った。非常にいいと思いました。

副会長から自立の解釈が変わったと発言があったが、資料5将来を見据えたというところで、成人になってから適切な支援を受けていない人が多い。それは具体的にどういうものなのかと思いました。自立のとらえ方が変わっているのであれば、個別支援計画、相談支援計画が微妙に違う。改めて本人、保護者の関係を確認していくことが大切だと思いました。

 

 

委員:サービスによらない相談が多い。成人になって、どんなことで困っているか。本当にそれぞれでうまく行かないことがある。相談事業所は、例えば職場のトラブル、人間関係など様々な壁にぶち当たって、ここにたどり着く人は、親とかに言われてくるが、一人の人はたどり着けないと思うので、どっかにつながりがある人、キャッチできる人、相談できる場所があればと思う。

 

 

会長:障がい者の福祉計画をもっと広範囲にやっていくことが必要だと思います。民生委員など社協のかかわりとしてどうでしょうか。

 

 

委員:1から5の質問させていただいた、親の会が無くなって、保護者同士で、月1回ホリカフェを行っている。夏休みも行いましたし、冬休みも検討している。

3つ目の方は、ホームヘルパーで視覚障がいヘルパーの数が足りない。人手不足というところで、高齢の方も計画を作っている。避難所については、GHの職員から聞いたが、協定後の取り組みを聞ききました。今委員から言われた、高齢の計画、障がいの計画、子供の計画3つの計画を立てておられます。共通は居場所。地域で高齢者を中心にカフェが広がってきました。

作業所の方が来たり、こども食堂に高齢の方が来たり、既存を活用した居場所づくりができるのではないかと思います。社協としてつながりをできたらと思っています。

 

 

会長:居場所とは場所を提供したらいいのか、何らかの支援が必要だと思う。何らかの専門的な方いないと市民の方が見守ることも必要。重層的支援には市によって違うように思う。市としてどう考えているのか。

 

 

事務局:重層的体制整備事業については来年度から本格的に行う。その中で、断らない相談窓口を目指して行っていく。

その中でのメニューにも居場所づくりやひきこもり支援など上がっています。4月から本格的に始まりますので、よろしくお願いいたします。

 

 

会長:部長に聞きたいのが、庁舎内の連携で簡単なようで難しいように思う。他の課、住宅であろうが、産業であろうが、重層支援は断らない窓口を共通認識されないとだめだと思うが庁舎内で整理されているのでしょうか。

 

 

次長:正直、市役所全体でというところには、拾い上げていないというのが現状ですが、福祉部局では貧困、高齢、障がいとしては連携していくところです。

 

 

会長:就労のことで何かありますでしょうか。

 

 

委員:先ほどもあったので横のつながり、目の前で精いっぱいでご家族の課題など手が付けられない。市に相談をし、課を超えたことを福祉でつながりがあればありがたいです。

 

 

会長:アンケート43ページ

「無視された」が少数でもあるので、障がいについてわかってもらえない。ご本人さんが感じる場面があるのでそういう声も答えてほしい。市民の交流を人権学習にこたえる具体案を計画していただけたらありがたいです。

続きまして、(2)その他について事務局よりお願いします。

 

 

事務局:次回の開催については令和6年2月頃を予定しておりますのでよろしくお願いします。最後に健康福祉部次長から閉会の挨拶をさせていただきます。

 

【次長挨拶】

 

事務局:ありがとうございました。それではこれを持ちまして、閉会とさせていただきます。長時間ありがとうございました。

資料

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 障がい福祉課 障がい福祉係〔東庁舎〕

電話番号:0748-71-2364

ファックス:0748-72-3788

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