平成30年度第2回湖南市上下水道運営審議会 会議概要

更新日:2023年09月04日

日時

平成31年3月18日(月曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで

場所

湖南市共同福祉施設 1階 大会議室

出席者

11名 欠席者 4名 事務局 7名

議事

1.平成30年度上下水道事業の実施状況について

(1) 水道事業の実施状況

(2) 水道漏水事故への対応

(3) 下水道事業の実施状況

2.上下水道料金等の収納状況と未収金対策について

(1) 水道料金の収納状況と未収金対策

(2) 下水道使用料等の収納状況と未収金対策

3.水道事業「アセットマネジメント計画」の概要について

4.水道事業「施設更新計画」の概要について

5.その他

会議内容

事務局

みなさんこんにちは。本日は、公私何かとお忙しいところ、ご出席をいただきまして、誠にありがとうございます。私、本日の会議の進行をさせていただきます、上下水道課長でございます。どうぞよろしくお願いします。

それでは定刻となりましたので、ただ今から、平成30年度 第2回 湖南市上下水道運営審議会を開催させていただきます。

審議会に先立ちまして、市民憲章の唱和を行いますので、ご起立のうえご協力をお願いします。審議会次第の2ページをご覧ください。私が前文を朗読し、その後、一つと申しますので、続けてご唱和をお願いします。

(省略)

それでは改めまして、ただ今から、平成30年度第2回湖南市上下水道運営審議会を開催させていただきます。

初めに、審議会の開会にあたりまして、当審議会の会長からご挨拶をいただきます。

会長

みなさん、本日はお忙しい中、当上下水道運営審議会にお集まりいただき誠にありがとうございます。こんなに天気のいい日に、部屋の中にいるのももったいないような天気ではございますが、私、少し花粉症気味なもので、部屋の中にいるほうがいくらかマシかなとは思っております。

それでは、本日も議題の方がいくつかございますが、最後まで忌憚のない意見をよろしくお願いいたします。今日は、1日お願いします。

事務局

ありがとうございました。

続きまして、上下水道事業所長がご挨拶をいたします。

所長

委員の皆さまこんにちは。

本日は、本年度第2回目の上下水道運営審議会を開催させていただきましたところ、委員の皆さまには年度末、何かとご多用の中、ご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。

早いもので、平成30年度も残りわずかとなりました。

また、3月市議会定例会も今週22日が最終日となっておりまして、現在、新年度予算案を中心に審議が進んでいるところでございます。

さて、本市の上下水道事業につきましては、全国的な人口減少や節水機器の普及等によりまして、年々水需要が減少していることに加え、これまで整備してきた多くの施設に対して、改築更新という再投資が必要となることから、今後は、いかに経営基盤を安定させていくかが課題となっております。

そのような中、昨年12月に水道法が改正され、今回初めて水道事業に関する運営権を、民間事業者に設定できる仕組みが導入されることになりましたが、これは決して民営化を義務付けるものではありません。経営の選択肢を広げていくと云うことでございます。

本市としましては、更なる事業の効率化に向けた広域連携の取り組みを視野に入れながら、今後の状況を注視していきたいと考えております。

本日は、その水道施設の更新計画をはじめ、今年度事業の進捗状況等につきまして、ご審議をお願いしたいと考えております。

短い時間ではございますが、どうか忌憚のないご意見を賜りますようお願いを申し上げまして、冒頭のご挨拶とさせていただきます。

皆さま本日はよろしくお願いいたします。

事務局

 次に、本日の審議会でございますが、委員総数15名の内10名の方が出席されておりますので、お手元次第の4ページにあります、湖南市上下水道運営審議会規程第6条第3項の規定によりまして、会議が成立していることを報告させていただきます。また、この会議は公開となりますのでよろしくお願いします。次に会議資料でございますが、事前に資料を送付させていただいております資料1-1から資料4までとなっておりますので、よろしくお願いします。なお、資料が欠落している方や資料をお忘れの方は、事務局まで申し出てください。

(よろしいでしょうか。)

それでは議事に入らせていただきます。これよりは審議会規程第6条第2項の規程により、「会議の議長は会長をもって充てる。」とありますので、会長に議長をお願いしたいと思います。

会長、よろしくお願いします。

会長

はい、それでは早速、議事が円滑に進行しますよう委員みなさんのご協力をお願いします。

それでは、議事に入ります。

議事1.「平成30年度上下水道事業の実施状況について」、事務局より説明をお願いします。

事務局

議事1.「平成30年度上下水道事業の実施状況について」

会長

ありがとうございました。只今の事務局の説明でご質問やご意見がございましたら、挙手をお願いします。

委員

水道事業の方で、ご説明いただきました2夏見配水池送配水管布設工事というのがありまして、それと3夏見配水池送配水管布設工事実施設計業務委託がありますが、将来的には夏見配水池の管が旧の国道に入った配水管とつながって、三雲側地区の水を供給出来るという計画でしたでしょうか。

会長

只今の質問に対して、事務局から回答をお願いします。

事務局

資料4の一番後ろのA3の資料を見ていただきたいと思います。夏見配水池(新設)配水計画図でございます。夏見配水池というのが、地図の真ん中、サンビレッジの南側になるのですが、こちらに新しい夏見配水池を計画しており、造成につきましては終わっております。ここにつきましては、地図の右側の朝国受水場から緑のラインが送水管となっておりまして、この送水管で夏見配水池に水を供給いたします。そこから、赤の点線が配水管となっておりまして、石部の宮の森受水場まで配水させていただく形となっており、今のご質問の工事につきましては、計画上の一部ということでございます。緑の実線部分につきましては、既に工事が完了しているということでご理解いただきたいと思います。

会長

他に質問や意見はございませんか。

これ以上、質問や意見がないようですので次に進みます。

議事2.「上下水道料金等の収納状況と未収金対策について」、事務局より説明をお願いします。

事務局

議事2.「上下水道料金等の収納状況と未収金対策について」

会長

ありがとうございました。只今の事務局の説明でご質問やご意見がございましたら、挙手をお願いします。何か質問はございませんか。

委員

下水道受益者負担金というのは、どのタイミングで支払う形になるのでしょうか

公共桝が宅内に出来た段階で払うものでしたでしょうか。

会長

只今の質問に対して、事務局から回答をお願いします。

事務局

下水道の宅内桝は、詳しく言うとあまり関係ございません。住宅前の道路に下水道管が通った時点、供用開始と同時に負担金の賦課をさせていただく形となります。

委員

下水道に接続する、しないに関係なく接続できる状況が出来た段階でということでしょうか。

事務局

はい、そうです。

会長

他に質問や意見はございませんか。

委員

水道料金の未納付の方については、給水停止という措置があるのですが、下水道使用料の未納付の方は、どういった措置がありますか。

会長

只今の質問に対して、事務局から回答をお願いします。

事務局

水道料金の未納については、給水停止という措置があるのですが、下水道は止めるということが出来ませんので先ほど申しましたが、差し押さえという手続き(処理)を行うことになります。

市の債権につきましては、私債権(市営住宅使用料、水道料金)と公債権(市税、下水道使用料等)がございます。私債権につきましては、差し押さえ等ができず督促手数料も発生しません。水道料金は私債権になりますので、給水停止という措置を取らせていただいております。

下水道使用料は、公債権ということで税金と同じ考え方ですので下水道使用料を滞納されますと差し押さえの対象となります。受益者負担金につきましても同様でございます。差押えにつきましては預金・給与の調査等の対応を実施しております。

会長

他に質問や意見はございませんか。

これ以上、質問や意見がないようですので次に進みます。

議事3.「水道事業アセットマネジメント計画の概要について」、事務局より説明をお願いします。

事務局

会長

ありがとうございました。只今の事務局の説明でご質問やご意見がございましたら、挙手をお願いします。何か質問はございませんか。

委員

法定耐用年数という言葉が出てましたが、この「法定」というのは「水道事業法」か何かに記載があるのでしょうか。

会長

只今の質問に対して、事務局から回答をお願いします。

事務局

法定耐用年数につきましては、水道法等の法律により規定されており、JIS規格等に反映されていると認識しておりますが、今は、資料を持ち合わせておりませんので、後ほど確認して報告させていただきます。(後に地方公営企業法施行規則によるものと確認)また今回のアセットマネジメントでは、既存水道管のこれまでの実績等から、厚生労働省のガイドラインである法定耐用年数の1.5倍程度を標準とし、1.25倍から2倍の範囲の中で管種等に応じた更新基準を設定させていただいております。

会長

他に質問や意見はございませんか。

委員

新聞やテレビなどで、これからの水道施設の老朽化等で水道料金が大変なことになるということを耳にしたりするのですが、湖南市では平成37年に9%、平成48年に12%の料金改定を行うことで、私たちは安心できると理解してもよろしいですか。

事務局

アセットマネジメント手法を用いて、現有資産の更新計画を基に財政計画を立てると平成37年に9%、平成48年に12%と今後30年間で2回の料金改定を行うことで経営が成り立つということです。この後で施設更新計画を説明させていただきますが、これには現有資産プラスこれからの新規整備、さきほどご質問があった夏見の配水池等の施設も含めて更新計画を立てておりますので、アセットとは異なる結果が出ております。また次の施設更新計画の中でご説明させていただきます。

会長

他に質問や意見はございませんか。

これ以上、質問や意見がないようですので次に進みます。

議事4.「水道事業施設更新計画の概要について」、事務局より説明をお願いします。

事務局

会長

ありがとうございました。只今の事務局の説明でご質問やご意見がございましたら、挙手をお願いします。何か質問はございませんか。

委員

起債残高が平成31年度で35億2,600万円、平成40年度で54億1,300万円ですが、この先はどうなっていくのですか。

会長

只今の質問に対して、事務局から回答をお願いします。

事務局

この計画では起債の充当率が75%、今現在では100%で借りております。ようするに、かかった分だけ全て借金しているということです。更新計画では、現在10億円ほど内部留保資金がございますので、それを有効に活用しながら起債の残高を減らしていこうという計画を立てさせていただきました。今回の更新計画では、起債の充当率を75%に設定し、企業債の利息は現状の0.07%を想定して計画しておりますので、起債の残高につきましては、当然のことながら元金を返すお金よりも借りるお金の方が多いため、その差額が残高となっていきます。

下水道事業につきましては、現在、元金償還額が10億円程度ありまして、借り入れが4億円程度ですので、その差の6億円程度残高が減ってきているということで、水道と逆方向のグラフになっております。ですから水道につきましても元金償還金が上がってくると、今後借りるお金が一定であれば、それを超える元金償還額になると、企業債の残高は減ってくるということになりますので、いつまでも右肩上がりで上がっていくということにはならないと思います。いずれかの段階で逆転して起債の残高は下がり、逆に元金償還金は上がっていくという形になると思います。いつまでも同じ比率で、後の10年間が推移するということではなく、ある一定のペースで平準化しながら徐々に起債残高は下がってきますが、反対に返すお金(償還金)については上がっていくという形になると考えております。

会長

他に質問や意見はございませんか。

これ以上、質問や意見がないようですので次に進みます。

議事5.「その他」、事務局より何かございましたらよろしくお願いします。

事務局

平成30年度の運営審議会の活動につきましては、本日第2回目の会議をもちまして終了となります。委員の皆様につきましては、任期が2年となっておりますので、平成31年度につきましても引き続きよろしくお願いします。事務局からは以上でございます。

会長

はい、ありがとうございました。

委員

区長代表で出席しておりますが、区長の任期も今年で終わりますので、区長会で代わりの者を出していただけるということですか。

事務局

はい、そうです。各団体から出ていただいている方につきましては、例えば区長会でしたら来年度の区長会から選出していただくということになりますので、よろしくお願いします。

会長

それでは、全体を通して、質問、ご意見がございましたらお願いします。

会長

ないようですので、以上で議事は全て終了しました。委員みなさんのご協力により議事進行が円滑に進みましたことに厚く感謝いたします。これ以降の進行は司会にお返しします。

ありがとうございました。

事務局

会長、円滑な議事の進行、ありがとうございました。

本日は、長時間にわたり慎重にご審議をいただき、誠にありがとうございました。

それでは、審議会の終わりにあたりまして、副会長からご挨拶をお願いしたいと思います。

副会長

みなさん、慎重な審議ありがとうございました。本日は、水道事業・下水道事業の実施状況、水道漏水事故の断水時のタウンメール発信等、また上下水道料金等の未収金対策と収納状況を審議していただきました。それから、アセットマネジメント計画の現有資産管理について耐用年数も含め、いろいろと審議していただきました。最後には、施設更新計画を審議いただきました。数字が大きいので中々ついていけなかった部分もあったと思いますが施設更新計画の内容については、皆さん理解していただけたと思います。本日は長時間にわたりご審議いただきありがとうございました。

事務局

ありがとうございました。

それでは以上を持ちまして、審議会を閉じさせていただきます。

皆さん、ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道事業所 上下水道課 水道庶務係

電話番号:0748-71-2351

ファックス:0748-72-2332

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