令和7年度第1回湖南市公共施設等マネジメント推進委員会

更新日:2026年03月26日

開催日時

令和8年2月27日(金曜日) 午後2時00分から

開催場所

湖南市役所東庁舎3階 大会議室(オンライン併用)

内容

湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画の令和8年3月改訂について

当日配布資料

 

総務部長

皆さま、おはようございます。
本日はお忙しい中、湖南市公共施設等マネジメント推進委員会にご出席いただきありがとうございます。皆さま方におかれましては、日頃から湖南市行政に、格別のご支援・ご協力を賜りこの場をお借りいたしまして厚くお礼を申し上げます。
本市におきましては、人口の減少や少子高齢化など暮らしを取り巻く環境が変化していく中、本市の総合計画で掲げております“まちの将来像”「ずっとここに暮らしたい! みんなで創ろう きらめき湖南」の実現に向け、取り組んでいるところであり、その下支えとなる「第四次湖南市行政改革大綱」に基づき行財政改革を進めております。
そのような中、将来を見据えた持続可能な行財政運営と健全化のため、老朽化している公共施設の割合が50%を超えている本市におきましては、今後、著しく増加することが予想される維持管理費をどのように抑制し、または施設そのものの必要性について喫緊に検証していかなければならないことから、平成27年度に「湖南市公共施設等総合管理計画」を令和3年度に「湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画」を策定し、令和5年度には両計画の改訂を行いました。この個別施設計画につきましては、適切な進捗管理を行うとともに、必要に応じて随時更新を行い、変更箇所等について本委員会に報告し、ご提言を頂いているところです。
本日の委員会では、湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画について、更新による変更が生じたため改訂案についてご説明いたしますので、忌憚のないご意見をどうかよろしくお願いいたします。
簡単ではありますが、開会にあたりましてのあいさつとさせていただきます。
本日は、どうぞよろしくお願い申し上げます。

委員長

本日は、令和7年度第1回湖南市公共施設等マネジメント推進委員会にお集まりいただきありがとうございました。先ほど部長からもございましたように公共施設等総合管理計画は、どれぐらい減らさないといけないか、将来どれぐらい必要なのかということを考える大きな枠組みです。これを具体的な個別の施設に適用して、施設毎の取り組み方を整理する計画を令和3年に策定されてきたところです。そして、昨年度、今年度と具体的な中身を少しずつ変えながら実行されています。公共施設も本市の社会経済的な現状、そして将来人口、財政収支見通し等大変厳しいものがあることは先程来お話があった通りです。
加えて、公共施設の今後の維持管理や改修を考えたときに、今の物価高や人件費高のなかで、何をどこまでできるのか、想定している経費で十分なのかと色々疑念が湧いてくるところがあろうかと思います。私どもとしましては、そうした社会経済の大きな動きも念頭に置きながら、もう一方で市民の暮らしに必要な行政サービスをどう構築していくか。そのような観点で全体計画、個別施設計画を考えていく必要があると思っております。
状況は厳しいです。うかうかしていると何もできなくなるという状況が近づきつつあると思っていただいて、そのような危機感をばねにして、よりよい個別施設計画の改訂についてご議論の知恵を絞っていただきたいと思います。

事務局
【会議の成立についての報告】
【会議の公開、会議内容の公表についての確認】

湖南市公共施設等総合管理計画および個別施設計画について

事務局
【資料1~2に基づき説明】

議題1)湖南市公共施設等総合管理計画個別施設計画の令和8年3月改訂について

事務局
【資料3~5に基づき説明】

委員

資料3の「18施設に変更がある」項目について質問します。社会福祉センターは、新庁舎整備に合わせて複合化の検討となっていますが、具体的にどの施設と複合化する方向なのか現時点で分かれば教えてください。
また、共同福祉施設については改修の際にユニバーサルデザインを取り入れてほしい。ふれあいの館や市内の福祉施設の複合化はどのようなイメージで検討しているのか知りたいです。

事務局

共同福祉施設の改修については、エレベーター設置などを含め、今後計画することを検討しています。
社会福祉センターの統合・複合化先については、現在、健康福祉部でどの施設に統合するか検討中です。現時点で特定の統合先を明言できる段階ではありません。方向性が決まれば本委員会や市議会、市民に説明して進めていきたいと考えております。
ふれあいの館についても同様に、社会福祉関係施設の中で統合先を検討しており、新庁舎整備と整合をとりながら最終決定します。

委員

今回変更のあった18施設は、どういう基準で選定されたのか。政策上理由があって取り上げたのか、それとも各部署の判断で必要とされた結果か。
資料3にある東庁舎の費用が、令和7年3月の85億から11月に176億と大きく変わっている点について説明をお願いします。

事務局

政策的に重点を置いたというより各施設所管が対策の必要性を判断した結果、見直しが生じ結果的に18施設となりました。
優先順位は、基本的に建築後30年以上経過した施設や類似施設の複合化・多目的化により除却を進める方針です。その中で、政策的な判断、老朽度、利用率、立地条件、安全性等を総合して更新の順番を決めています。これらは個別施設計画に反映しています。 
東庁舎の対策費用については、当初は耐震改修を想定していましたが、現在は新築建替で決定したため、新たな金額を反映しています。

委員

今後の建設費の高騰は非常に危機的な状況があると思います。実際、総合管理計画を令和5年度に改訂された際、今後33年間で795億の削減が必要であるということで、策定から改訂までの7年間で300億円近くの削減が更に必要ということに変わってきています。床面積でみると、半分にしないと財政的に厳しいという条件でありましたが、この10年間で3%しか減らなかったということが現状です。今ある施設を単体でみて、半分にすることは非常に極めて困難と思います。建物は維持しつつ、機能を複合化するなど、抜本的な考え方の変更が必要です。1年や2年で複合化しますという方針は出ないと思います。3年あるいは5年といった長期的な計画になろうかと思います。福祉や教育などの縦割りを超えた統合を検討してほしいと思います。

事務局

ご指摘のとおり、社会福祉施設等は類似施設の統廃合や多目的化を前提に議論しています。既存施設をすべて維持することは困難であり、抜本的な統廃合を進める必要がありますが、時間を要するため、計画の見直しを行いながら進めます。新庁舎については、東庁舎・西庁舎の機能を踏まえ、中央まちづくりセンターの市民活動スペースや保健センター機能の統合し、整備する方向で進めています。

委員

計画の変更はそれでいいのではないかとしか言いようがない。全体がどこを向いているのか方針が見えにくい。全体が見えないので、優先順位も分からない。小規模多機能自治の構想と本計画がリンクしないとおかしいがその姿見えてこない。本計画の中で、それに根差した計画があるのかどうか。また、細かいことを言えば、例えば菩提寺小学校の校舎の評価がDである。別の学校では評価がAまたはBであるので、そのバランスを取っていこうという方針なのか、耐震に注力して劣化には目をつぶる方針なのか。

事務局

小規模多機能自治構想は進行中で、別部署ですが議論を進めています。中学校区ごとに地域を設定し、完結するような施設配置を目指すもので、現在は西庁舎周辺整備を進めていく中でモデル的な施設の機能等の協議を進めている段階です。本内容は担当部署に予め確認しているものではないことをご了承いただきたいと思います。

委員

関連して、小規模多機能自治の展開は公共施設にすごく関わってくる。各部署が横の連携、情報共有をしていただいて総合的に取り組んでいく。他の部署の政策を反映させるという方向性があるのでしょうか。

 

事務局

政策的な内容になり申し上げにくいですが、新庁舎建設に関しては、庁舎単体のみならず近隣施設を全体的に市民にどう使っていただけるか部署を超えて集まり、協議やワークショップを共同で開催し、一体的に進めようとしております。

委員

少子化で学校の空き教室が増えることを想定し、空き教室を高齢者施設や文化施設等の多目的利用に転用するなど、学校施設の多目的化に備えて、改修等に取り組んでいただきたいと思います。

委員

計画は市内で検討するチームが作って各部署に展開しているのか、外注なのか。変更計画はどこから出ているのか。

事務局

チームはありません。個別の対策案は各施設所管が現状に即して見直しを行い、必要に応じて市幹部会議で議論しています。本委員会で頂いた意見を踏まえ、市として再検討を行うこととなります。

委員

ある機関紙を見ていると、市のやっていること自体が分からない。市民向けの情報発信が遅れている。市の大枠を早く住民に示して理解を求めたうえで、細部を進めていくべき。

委員長

市民の理解がないと統廃合は進まないと思いますので、よろしくお願いします。

委員

コストという観点から議論がされていると認識します。日に日に物価高騰が続いています。建設費の高騰や担い手不足が進んでおり、改修や解体の実行に支障が出る可能性が高い。最終的な目標に対して、少しでも早くすることが、到達できることかと思います

委員長

これからの経済情勢でどのくらい迅速にスピードアップをして施設の問題を整理していけるかが将来の費用負担が変わってくることを指摘いただきました。可能な限りスピードアップし、意思決定をされ、総合管理計画、また個別施設計画に基づいて的確に除却、統廃合、更新や大規模改修を進めていただく。時間をかければかけるほど施設の経費がどんどんあがる可能性も高いため、施設所管も含めしっかり検討されるよう全庁的に方針を周知いただければと思います。

委員

資料4の計画期間の表について、2030年までに計画を作り上げるのか、総合管理計画は2045年まで続くのか見えにくい。

事務局

総合管理計画自体は30年間の計画で、個別施設計画は令和3年度に策定しました。個別施設計画の終期に合わせ総合管理計画を見直すため、表に時期のずれが生じています。令和5年度の改訂は国からの要請に基づくものです。

委員長

総合管理計画は平成28年にできており、この間それに基づき計画を実行しています。本計画に基づいてそれぞれの施設の方針を毎年決めていく部分が、個別施設計画の進め方です。

委員

工事発注はどの段階でかかるのか。どの施設が進んでいるのか具体例を示してほしい。

事務局

例えば東庁舎は、工事発注を令和8年度中に行い、令和9年度から工事にかかる整理になります。他の施設も改修前に工事発注を行う流れです。施設ごとに時期や手順は異なりますが、個別計画に沿って進めています。

委員

インフラ(道路・橋梁・下水道等)も対象であり、老朽化等で今後対策費が増大する可能性がある。個別施設計画でもそのことも含めて削減にむけて取り組んでいただきたい。

委員長

ここでは建物施設中心で議論をしておりインフラ施設については別の部署で進めておられるとお聞きします。インフラ施設につきましても、適切な管理が必要ですし、維持管理ができているか。上下水道や道路・橋梁等の状況についても適宜ご報告いただければと思います。

委員

交通計画と施設配置計画をリンクさせれば、ずっと楽なのではないでしょうか。例えば学校を集約して公共輸送で結ぶなど、モビリティと施設の関係を考えられるべきです。10年後、20年後、湖南市はこうなりたいというイメージからブレイクダウンしていく発想もいいのではないかと思いますので、検討いただきたい。交通とのリンクを載せていただければ見方が変わって良い案が出るかもしれません。

委員長

人の流れと施設の機能を結びつける観点は重要で、今後の改修やアクセスの仕方を考えていかないといけないことだろうと思います。担当課や施設所管において、こうした観点も取り入れながら取り組んでいただければと思います。

委員長

本日は多くのご意見をいただきました。施設のあり方について、従来の枠を越えた統合・多機能化を進める必要があることや経済情勢(建設費高騰等)を踏まえ、迅速な着手と意思決定が重要であることまたハコモノだけでなく、道路・上下水道・橋梁などインフラ維持も含めた視点が必要であること。住民への速やかな情報提供と、交通(モビリティ)との連携を考慮した計画立案が必要であるといったご意見をいただいかと思います。
今日の議論を踏まえ、事務局にはより施設の計画がよく進んでいくようにご尽力いただければと思います。
本日の議題「湖南市公共施設等総合管理計画・個別施設計画の令和8年3月改訂」についての議論はこれをもって終了します。委員の皆さま、ご協力ありがとうございました。

事務局

本日はご多忙のところご出席いただき、貴重なご意見を賜りありがとうございました。今後いただいたご意見を踏まえ、計画の実行に努めてまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 管財契約課 管財係〔東庁舎〕

電話番号:0748-69-5518

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