第2回湖南市地域包括支援センター運営協議会議事録

更新日:2022年11月01日

 

開催日時:令和4(2022)年10月14日(金曜日)

午後1時30分から3時00分

開催場所:湖南市保健センター1階多目的室

出席者

委員11名(欠席1名)

事務局9名

 

配布資料

・次第

・令和3年度地域包括支援センター事業評価の報告について(資料1)

・令和4年度地域包括支援センター運営業務の評価について(資料2)

・令和4年度湖南市地域包括支援センター事業の中間報告について(資料3-1.)

・地域包括支援センター支所活動報告(資料3-2.)

・ご意見シート

 

1.開会

 

・市長

今日は、ありがとうございます。新型コロナについて、第8波が年末から来るのではないかと思っています。併せて季節型のインフルエンザが流行するということでもありますが経済活動を止めない。なおかつ十分の感染対策をとりながら、やはり基本は、withコロナだと思っています。

現在は、新型コロナウイルスの感染症分類は、第2類感染症として対応しているわけですが、第5類相当について国はなかなか決断しません。湖南市として、第5類相当になった時は、どのような景色がみられるのか、その景色を迎えるにあたって、それぞれがどのような形で準備しなければならないのか考えていきたいと思います。

第2類感染症としてここ数年間この状態で日本はおかれているわけですが、行政は、準備をしていかなければなりませんし覚悟が必要です。まずは、気持ちの切り替えと同時にそれぞれの現場において、行政として、医療、介護の現場や社会として企業として何を準備しなければならないか皆様に迫っていると思います。

今日集まっていただきまして、地域包括支援センターの現在の進捗状況と、半年がたちまして、その中で予想できたこと予想できなかったこと、次の段階に進むためにどのような問題が起きているかを説明し、皆様のご意見を頂きたいと思います。最終的には湖南市を4カ所のブロックに分けるという方針です。それと連動した形で地域包括支援センターも4ブロックに分け、どこに地域包括支援センターを置いてどの様にサービスを展開していくか考えていきたいと思っております。そのために皆様のご意見をお伺いしたいと思っております。何卒宜しくお願い致します。

 

・健康福祉部部長

一言だけ、ご報告とお願いということになりますが、前回も話題になっておりました地域包括支援センターの場所ということでございますが、基本は、訪問出かけることを基本とは考えておりますが、次期については明言できませんが効率・効果的な事業運営の観点で場所については、「どこにしていくのか」という考えを思っているということをご報告させていただきます。支所につきましては、4つの地域にこれから展開していくということになりますが、是非皆様におかれましても「育てる」という観点でご助言いただきますようよろしくお願い申しあげます。

 

・事務局

―会議成立の報告および資料確認―

(以降、会長が進行)

 

・会 長

今年度2回目の地域包括支援センター運営協議会ということで、1回目は6月に開催し、新しい体制で間もない時期でもありましたので委員の皆様もどうなっていくのかと不安もあったかと思います。今日は、半年経過したこともあり、それぞれのお立場でも変化を感じていただいていると思います。本日は、前年度の評価と今年度の中間報告となっています。つたない進行ですが、よろしくお願いいたします。

 

2.報告事項

1.令和3年度地域包括支援センター事業評価の報告について

-事務局より説明―

 

・委 員

2—(5)-41の「利用者のセルフマネジメントを推進するため、市町村から示された支援の手法を活用しているか」の項目で評価を×とした理由を教えてください。

 

・事務局

利用者のセルフマネジメントを推進するため、市町から示された支援の手法を活用しているか」の項目の評価結果が×となっています。湖南市では、百歳体操をしている団体が43か所あります。参加者に対して各自が体力測定の結果などを管理できる冊子を配布しているが、それ以外の一般の高齢者に向けた健康手帳などを活用した取り組みはできていないので×としました。

 

・委 員

2-(2)27の「高齢者虐待事例及び高齢者虐待を疑われる事例への対応の流れについて、市町村と共有しているか」において、フローチャート形式で整備すると書いてあり、聞いた感じではよいのですけど、今回でなくて結構ですのでフローチャートの事例を示していただきたいです。一般企業で扱うフローチャートは、〇△などの記号を使用しますが、市ではどんなものを使うのか興味があります。それと、2-(2)30の「消費者被害に関する情報を、民生委員・介護支援専門員・ホームヘルパー等へ情報提供する取組を行っているか」において、民生委員と情報共有すると書いてあるが、消費者被害の連絡は、民生委員からが多いのでしょうか。

また、評価方法について〇と×の2種類だが、前回の資料では、支所の評価は5段階であった5段階にはならないのかもしれないが全体に○×で事業評価されており、評価が○ばかりで甘く感じました。

 

・事務局

消費者被害の質問について、相談が多いのは甲賀警察生活安全課からの詐欺被害などの情報が多い状況です。昨年度に実際にあった事例では、市民からの還付金詐欺の情報提供が何件かあり、関係機関に対応の周知をさせていただいた事があります。

 

・会 長

全体の評価についてはどうでしょうか。

 

・事務局

評価指標につきましては国で定められているものを使用しており、「実施した」か「未実施」かの2択の評価になっています。

 

・委 員

この評価というのは、国として何かまとめて例えば×については、何かアクションをとりましょうとか各市町村で×に対するアクションをとるとかその辺はどうなのですか。ただ評価結果をまとめて終わりではないかと思います。集計の後、何がどうなるのか教えて欲しいと思います。

 

・事務局

6月上旬に国へ報告して取りまとめられ、全国平均や県平均が県を通じて示されます。

活用としましては、全国共通の評価指標となりますので他の市町村と比較してどうかや、セルフチェックをしてできていないところについて改善に向けて取り組んでいくという活用方法になります。

 

・会 長

評価にもいろいろあるのかと思っておりまして、法を順守しているかどうかという評価と質を問う評価があるかと思います。この評価は、法を順守しているかどうか、地域包括支援センター自らが気づきを得るような評価となっているのかと拝見させていただいておりました。

 

・委 員

2-(4)地域ケア会議の37番の「地域ケア会議が発揮すべき機能、構成員、スケジュール等を盛り込んだ開催計画が市町村から示されているか。」の項目について。地域ケア個別会議及び地域ケア推進会議いずれについても、その開催計画が作成できていないとの理由で×という評価をしている。昨年度までは包括は市の職員だったわけだが、市の職員が開催計画をできていないということは、上司と現場の職員との話し合いができていなかったのか。企業人からすると不思議に思う。上司に対して、開催計画が作成できていないのはおかしいという話が出来ていなかったのかと疑問に思う。同じ行政の中でも上下関係があって意見が言いにくいなどがあるのか教えていただきたい。

 

・事務局

評価指標の見方がややこしいのですが、包括は市から民間委託しているところがほとんどです。委託先の包括が活動しやすいように、委託元である市が研修や啓発を進めていくことが市の役割としてあります。昨年までは包括は直営であったため、市としての立ち位置として、地域ケア会議のスケジュールとして年度計画は提示できる部分については提示していたが、不十分な部分があったので×としました。

 

・委 員

盛り込めていなかった場合、上司に「本来作成するべきではないのか」という事を部下が上司に意見しなかったのかという事を聞いています。

 

・事務局

ご意見のとおり、本来は計画が示されていないことが問題であったと思います。ここでは不十分として×としましたが、本来は開催計画を示すべきでした。

 

・市 長

かつて皆さんと同じ立場で計画策定に関わった人間であります。今までのやり方に不備があったと思い、方針が変わったと思ってやっています。令和4年度はどうなったのかということについて議論してください。次何を準備しないといけないかというところで意見をいただきたいと思います。

 

・会 長

よろしいですか。次の報告事項をお願いします。

 

事務局

2.「令和4年度地域包括支援センター運営業務の評価」について

-事務局より説明―

 

・会 長

質問はいかがでしょうか。なければ次の報告事項をお願いします

 

・事務局

3.「令和4年度地域包括支援センター事業の中間報告」および報告事項4.「令和4年度地域包括支援センター支所活動報告」について

-事務局より説明―

 

・会 長

各地区の特徴を報告してもらいました。それぞれの立場で意見を頂きたいと思います。

 

・委 員

今年度から4支所体制となり、最初、相談者は激減の心配がありましたが、予想以上に相談件数が多くびっくりしています。5か月間で総合相談事業の延べ件数が3,128件、4支所で1日におおむね8件あるということ。結構な数字ではないかと大変評価できます。地域包括支援センターの機能強化が最大の目的なので。職員の努力も入っているのではないかと思っています。が。支所の特徴で間違いかどうか聞きたいのですが、石部支所の相談内容で「生活困窮」の件数がゼロなのですが石部支所の地域は裕福なのか?と思ってしまいます。日枝支所とか甲西北支所などで件数があがっていますが、これで合っているなら構いませんが。

生活支援体制整備事業のなかで、支所の役割が地域支えあい推進員やまちづくり協議会に聞き取りに行ったり、とアウトリーチの作業がされていて大変望ましいと思います。私はこれが一番大事と思っていて、前々回の会議で言わせてもらったのですが、相談は、待っているだけではだめで、出向いていくことが大事だと思っています。その結果が相談件数に表れているのではないかと評価いたします。

 

・会 長

良い評価もありましたが、石部支所の相談についてどうでしょうか。

 

・事務局

石部支所に限らず、業務多忙な中で相談件数などデータ入力をしていますが支所はシステムが入っていないため、Excelで直打ちとなっています。数値を修正した地域ケア会議についても、総合相談としてカウントしているところもありました。ほかの支所分も修正して最終には報告します。

 

・市 長

生活困窮の方が相談に来るのは、地域包括支援センターではないです。

 

・健康福祉部次長

生活困窮窓口を市役所に設置して7,8年経過しています。市民が生活保護相談と合わせて市役所の窓口で相談する傾向があるので、そういう意味で地域包括支援センターに相談することがないのではないかと思います。地域包括支援センターが生活困窮の相談を受けたときには、市役所の生活困窮者自立相談窓口にしっかり案件をつないでいます。生活困窮についての窓口が市民に浸透している表れではないかと理解しているところです。

 

・会 長

多問題の中に生活困窮もあるが他にメインの問題があればそちらでカウントすることもあるのかと思いました。ほかには、各々の立場でご意見をお願いします。

 

・委 員

菩提寺まちづくり協議会の役員ですが、この1年で地域包括支援センターの動きがかなり身近に感じています。すくすく会議という名前で地域支えあい推進員を中心とした協議体の会議を定期的にしていますが、参加者は区長や民生委員や日赤奉仕団、健康推進員や近江ちいろば会、甲西北中コーディネーター、そのなかに行政の方も一緒に参加し、地域包括支援センターからも参加してもらっています。会議のテーマは、こちらで設定させていただいているが、関連の方と一緒に話をするということで、みんな身近に感じていてこれからますます支所の動きは良くなっていくのではないかと思います。非常にいい動きをしているのではないかと思います。

 

・市 長

三雲と菩提寺の地域を比べると菩提寺の地域は、ご家族が近くにおられない方が多いです。三雲地域は、わりと息子さんや家族の方が近くに居ます。菩提寺は、息子さんや家族の方が京都や大阪など遠方におられることが多く、支援を行うにあたり、配慮が必要です。

 

・委 員

新興住宅地のまちですので。

 

・市 長

支援を行うにあたり、家族さんに相談したくても、来てもらうのも時間がかかります。個人的な感覚になるのですが、三雲地域の場合は、比較的早く家族さんが来ていただける。地域性がものすごくあるなと思います。菩提寺の地域は、家族の代わりに近所の方に助けてもらわねばならんところもあると思います。

 

・委 員

今年度は、そういうこともあって地域で支える移動支援について今話し合っています。

 

・会 長

ほかにご意見はどうでしょうか。

 

・委 員

介護サービス事業者の立場から、地域包括と関わりがあります。日枝支所や甲西北支所とは今年度から日常的にやり取りをさせていただく機会が増えたかと感じております。一般の介護保険での通所サービスを利用されている家庭もあれば、総合事業での通所サービスの利用者されるそういう方を通じて関わっています。地域性について日枝支所と話していると高齢世帯の方で、どちらかに認知症の症状があり遅れてもう一人の方に認知症の症状があったり、また、独居の方で、ご家族が遠方にお住いで連絡をとることを遠慮されておられ、交通事故など何か大きな事件が起きてから介護保険につながれたという方に出会う率が多いです。出会ってから、家族に連絡とらねばならないケースも増えています。そういったケースも地域包括の方に相談して一緒に動いていただくことが増えました。すぐに動いてくださることがより増えたので有難く感じています。

 

・委員

市内のケアマネジャーの8割ほどに聞き取りをしていますが、おおむね非常に頑張っているという良い評価されています。大変な事例を相談に行っていると思いますが積極的に関わっていただいているので大変じゃないかと心配しているケアマネもありました。細かい課題はあると思いますが、本所から補っていただきながらと思います。地域にも積極的に入っていると聞いています。職員が疲れないようにと思います。

 

・市 長

ケアマネジャーの量と質は課題であります。量も欲しいしですし、質も欲しいです。

 

・委員

量は足りないが、今の残っているケアマネジャーは過酷な中で好きでないとやってられない仕事量をみんなこなしています。過去に大量にケアマネジャーを養成した際は、質の問題があったと思いますが、今残っているケアマネジャーはそこまで悪くないのではないかと思っています。

 

・会 長

予防事業の委託もたくさん持っていただいています、数が足りない中で頑張っていただいています。他にご質問はありますか。

 

・委 員

相談件数が増えたと先ほど報告がありました。私は電話相談に携わっていますが、電話相談員にもさまざまあります。電話相談でよく聞くのは、話聞いてもらえない、地域包括支援センターに動いてもらえないという相談者の意見も聞きます。そうならないように対応していただきたいです。また、私たちは介護保険料を払っています。介護サービス利用について、市内全域で使えるように情報を持っていてほしいと思います。

 

・市 長

ほんの一部にしろ、介護現場でのハラスメント問題について。訪問活動に1人で派遣できないところもあります。二人で対応になると、支所が留守になり、電話対応できないところがあります。三職種そろえるという国の考えもありますが、支所全員が外出した場合は、電話番でも相談を受け止める人員が必要とこの半年で思いました。

 

・会 長

確認ですが、ハラスメント問題というのは、訪問先の高齢者によるということですね、

 

・市 長

意図的にされているのではないと思うのですが。

 

・会 長

私たちも少人数で相談事業をしていますが、事務所を空にすることがあります。転送電話でかけなおすことにしています。「話をきいてもらえない」と電話相談された方がどういう状況でその言葉を言われたかわかりませんが、また違う窓口で相談をされたらどうですかと言っていただくとキャッチもできるのではないかないかと思います。

他に質問はありますか。

 

・委 員

わたしは、この委員会で、当初より場所のリスクの事について申し上げておりました。会議冒頭で、部長から場所について考えを聞けたので大いに期待したいと思っています。包括が4か所になり、年度当初に4か所実際に回りました。職員は皆まじめで一生懸命です。受託法人には敬意を表します。ただ、抱え込みという問題もあります。相談者にサービス提供必要となった場合に自法人のケアマネジャーを紹介して事業所を固める。7、8年前の話だと「ケアマネはセールスマン」の現状も知っています。インサイダー取引のような、法人のなかに地域包括支援センターがあると、抱え込むことがないように中立公正な相談所になってもらいたいと改めてお願いしておきます。支所の評価の際には十分に見ていきたいと思っています。

 

市 長

あえて言わせてもらいます。わたしは、人間は変わらなきゃならんと思っています。人間が生まれ変われる可能性のある動物か、試そうと思っております。自分自身が変わらなければと思っています。枝葉も大事だが幹を見てほしいと思います。最終的には、それなりの公共的な場所において事業を展開することになると思うが、待っていられません。で進みながら改善させ反省し、また進み、また改善しながらと思います。今現在のまちづくりセンターで地域包括ケアを受け止められるセンターがあるかどうか、それだけの意識の変革がまちづくりセンターになされているかといいますと、なされていません。でもそれを待っていられません。あえて申します。そこまでの準備が、まちづくり協議会の人々、区・自治会の人、民生委員の皆さん含めてなされていません。それを変革してからスタートするのではなく法人にある程度、準備段階として実行させそれでもなおかつ進めて行こうと思っています。不備がたくさんあるのはわかっています。今よりも少しでもましな状態に、さらにさらに少しでもましな状態でサービスの展開をしていきたいです。サービスを展開するにあたっては待ちの姿勢ではだめと思っています。出かけて行って押しかけていってどうサービスを展開するかであって場所の問題は二の次であると思っています。どうサービスを展開するか、求めているものにどうあわせていくかということが本来の目的であると思っています。全部そろっていないのを知ったうえであえて見切り発車をしていますのでご容赦ください。いっぱい訂正しなければならないところがありますが、委員がおっしゃっていることもみんなで考えてやっていきたいと思います。これが4カ所から5カ所必要なのか小学校区単位で必要なのか考えていきたいと思います。

 

・会 長

ほかに意見はいかがでしょうか。

 

・市 長

本所につきけられた課題は大きいと思っています。4つの支所の課題も皆さん感じていただいているかと思いますが、それを受け止める本所の質をどのように上げていくのが課題と思っています。市役所全体の組織を変えていく時期と考えています。市役所のなか全体を変えていく時期医療、介護も含めて機動力のある体制に来年度を変えていくつもりでいます。そういったこともふくめて地域包括ケアと思っております。

 

・委 員

健康推進員として予防をしっかりと力を入れたいと思っています。これから団塊の世代が超高齢化になりますので、身近なところに相談場所があるのはとてもありがたいと思っています。

 

・委 員

地域包括支援センター支所の皆さんが、地域に入っていかれている様子が分かりました。また、同様の意見を聞く機会が結構あります。地域包括センターは高齢者の相談窓口ではありますが、高齢になるまでの子供から成人期、先ほど予防の話もでましたが、一貫して高齢のときにできるだけ介護が必要にならない、健康で自立した状態で送れるよう他の部門との連携も必要になってくるかと思います。他部門との連携は、本所がリードしてやっていかなければならないかと思いますがよろしくお願いいしたいです。

 

・市 長

分類的には、75歳以上が後期高齢者のところに入ります。団塊の世代の人たちが後10年は、介護サービスを受けなくてもよいというところにいていただきたい。75歳になったとたんにサービスを受ける側にまわるのではなく、それを手伝うという側にいていただきたい。そうしないと介護サービスがもたなくなるんです。どうぞよろしくお願いします。

 

・委 員

健康寿命を延ばすために啓発活動をしていきたいと思っています。

 

・健康福祉部部長

中立公正の担保はもちろんです。委託事業ですから、そういった部分も含めて本所の質が重要と思っています。そこはこちらがしっかり把握しながら担保していく立場になろうかと思っています。

課題と感じていますのは、本日皆さんから非常に良いご意見を頂けたかと思っておりまして、現場の皆さんが一生懸命ご尽力されているのが伝わっているなと思っております。そのなかでどう応援できるのかがあるかと思っています。質の問題、そして人的体制の整備をしていくのかは、我々で考えていきたいと思います。

 

・委 員

昨日も一人の患者さんを地域包括支援センター支所からの紹介で往診に行かせていただき、うまくいったのだと思います。一つ本所と支所の違いがわかりにくいので、本所と支所の役割に違いがわかりやすくしていただけるとありがたい。資料についても、各地域で、人口構成や高齢化率など違いがあるかと思うのでそれが示してあるとわかりやすいのではないかとおもいます。次回にはお願いしたい。

 

・委 員

高齢者が健康になっていただかないといけない。予防に力を入れて、私どもができるのは、歯科なので歯科の視点からの介護予防については、食べて健康になることに頑張っていきたい。

 

・委 員

地域ケア会議の話がでておりました。社協で第1層の生活支援員を受けたときから、地域の困りごとを地域に広くみんなに知ってもらいたいと思っていました。生活圏域地域ケア会議を何か所か開催した後、コロナで開催できていなかった経過があると思います。社協では、地域の困りごとを、わがごととして考えられるように進めてきました。先ほども委員よりありました、すくすく会議等の活動が広がってきているように、仕組みが今後深まっていくと良いと思います。一方で仕組みやシステムにとらわれすぎず、昔ながらのさりげない見守りも大事にしていきたい、その見守りと地域ケアシステムの交わりが大事と思っています。顔の見える関係を、地域包括の職員の方が地域に出向いて今までより進んだ取り組みをされているのかなと思います。

 

・会 長

今日の目標、委員の皆さん全員の意見を聞くという目標が達成できました。

本所の役割という話が出ましたが、私は、高齢者虐待のケース検討会に参加させていただいていて、今年度は、通報件数も多く虐待検討会議が増えています。件数の多いことは、もちろん良い傾向だが、そのなかで支所と本所が連携して虐待解消に向けてチームワークを発揮されている場面を見ております。今までは、地域包括支援センター職員が虐待対応とケースのコーディネート両方を同じ立場でやっていたので、難しい場面もあったのですが、今年からは役割分担ができ直接の対応は支所が担い、コーディネートを本所が担い最終的には虐待については市にあるところだと思いますのでそこは、がきっちりと本所が担っていただいているということを本日は、報告させていただきたかったことです。

今回の会議の宿題はいくつかあったと思いますが、次回に事務局から示してもらえると思います。それでは時間もきましたので、私の役割は終わらせて頂きます。

 

3.閉 会

 

・健康福祉部高齢福祉課課長

本日は中間報告ということもありましてたくさんのご意見を頂きありがとうございました。皆様からご意見ご感想をいただき今後も地域包括支援センターの機能強化につとめてまいりたいと思います。

ご意見シートは、追加の意見があれば1週間以内に事務局まで提出をお願いします。これを持ちまして第2回 湖南市地域包括支援センター運営協議会を閉じさせていただきます。

 

 

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 地域包括ケア推進局 高齢福祉課 地域包括支援係

電話番号:0748-71-4652

ファックス:0748-72-1481

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