平成26年8月1日定例記者会見

更新日:2019年07月01日

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項および資料提供

(1)第4回「湖南市いじめをなくそうサミット」の開催について

(2)「心きらり☆プロジェクト」湖南市のこころの教育を推進します!

(3)知的書評合戦ビブリオバトル 谷口忠大講演会&ワークショップについて

(4)Yahoo Japanとの災害に係る情報発信等に関する協定締結について

(5)行事予定(8月1日~8月28日)

発表内容

司会

これから平成26年8月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

本日は、あいさつ文はありませんが、各資料提供でイベント等の説明をさせていただきます。その中で質問等がありましたら、お答えさせていただきますので、よろしくお願いします。

司会

それでは、お手元の資料について担当から説明させていただきます。

学校教育課長

  • 第4回「湖南市いじめをなくそうサミット」の開催について
  • 「心きらり☆プロジェクト」湖南市のこころの教育を推進します!伝えたい故郷の話~心の教育・郷土資料集~について

図書館副館長

知的書評合戦ビブリオバトル 谷口忠大講演会&ワークショップに

ついて

危機管理・防災課長

Yahoo Japanとの災害に係る情報発信等に関する協定締結について

司会

何かご質問等がありましたらよろしくお願いします。

記者

伝えたい故郷の話~心の教育・郷土資料集~は何部ぐらい配布されていますか。

教育長

今、1700部を作成し、市内の各小学校に120、各中学校に40ほど配らせていただきました。

記者

県内でもこのようなものは珍しいということですが。

教育長

読み物資料として郷土の偉人を何十ページに渡って掲載しているものはありますが、道徳資料集として、郷土の偉人を数ページでおさめ、それを道徳の授業で使う資料は珍しいです。

記者

郷土資料集として道徳の授業で使われるということですが、具体的な事例をお願いします。

教育長

例えば資料の27ページには、石部小学校には神保理ゑさんの胸像があり、こういった人を知ってもらいたいという思いで作らせていただきました。

市長

具体的な例でいえば、例えば、資料の10番の天保義民のところですが、江戸時代の後期に不正な検地が行われ、旧の甲賀郡、旧の野洲郡の人々が一緒になって立ち上がったというお話しであるとか、11番の龍池藤兵衛さんという人がいて、草も木も生えないはだか山にヒメヤシャブンという木を植え続けて、土砂災害から守ったという話であるとか、12番の植西恒夫さんは今も生きておられる方で、下田で藍染をされています。13番の服部善七さんは、安民米という形でお米を拠出しながら、万一のときに支え合いをしていこうとしてこられた方です。14番の糸賀一雄さんは、言わずもがなであります。

18番の井上嘉吉さんは、今日の朝礼でも取り上げましたが、現在は、中郡橋が架かっていますが、菩提寺と石部に橋がない時に自費を投入し、渡し舟を造り、中郡橋の前身となるものをつくりあげた方です。21番の谷定徳さんは、北海道比布町と友好提携をしていますが、下田から明治28年に開拓移住をされた方のお話しです。その他は、現在、地域で活動されている方の話、昔の古いお寺を開基した話、妙感寺流れの大きな災害があった話などが載っています。ただ、水戸学区は、新しい学区ですので、掘り起こすのが大変だったと思います。

記者

各校の校区内の偉人、地域にまつわる伝説、歴史などを紹介してほしいというところから始まったんですか。

教育長

そうです。神保里ゑさんの資料集を作ったが、他の学校でもそういったものがあると思うので、教育委員会として資料集を作りたいので、校長会等でお願いしました。

資料は各学校で収集していただきました。それを野呂さんにお願いしました。

記者

いつから使われていますか。

教育長

1学期の末に配りましたので、実際は、2学期からです。

記者

資料の提供の呼びかけはいつからですか。

教育長

25年度からです。

記者

どのくらいで作られましたか。

教育長

1年かけて作りました。1時間の授業で学べるような資料になっています。

道徳だけでなく、もっとその人のことを調べようとする学習にもつながっていきます。

記者

いじめをなくそうサミットですが、ワークショップで、傍観者の存在をポイントとするのは初めてですか。

学校教育課長

継続的にはおこなってきました。1回目と2回目は絵本を取り上げ、昨年の3回目は場面絵で、1枚の絵で子どもたちがいろんな動きをしている学級のシーンを取り上げて議論しました。

市長

昨年は十数人の子どもたちが、1枚の絵の中にいて、いじめられている子ども、いじめている子ども、それを見て笑っている子ども、それを言いつけようかどうか迷っている子ども、助けようとするが後ろ髪をひかれている子ども、たくさんそういう子どもがいて、どの子がどういうことをしていますか、といったところからディスカッションし、どうすべきなのかを子どもたち自身が考えていくようなことをしていた。

記者

今年も同じような感じか。

学校教育課長

今年はまだ最終的に決めていませんが、変化をつけて昨年と少し違ったものにしようと思います。

子どもたちは、絵の中のいじめている子や傍観している子はあかんと言うが、実際の場面になった時、どうするのかと問うと急に手が止まったり、発言が止まったりする。

記者

Yahoo Japanの災害協定は、大津市の他どこがあるのか。

危機管理・防災課長

Yahoo Japanとの災害協定は、大津市、高島市に次いで県内で3番目です。全国では、190自治体が協定を締結しています。

記者

ビブリオバトルは、実際はいつ行われるのか。谷口先生が発案者ですか。

図書館副館長

11月2日です。谷口忠大先生が発案者です。

記者

中学生以上ということは、大人でも参加できるのか。

図書館副館長

小学校でもビブリオバトルをしている学校はありますが、谷口先生の講演を理解していただくのに少し難しいと思い、対象を中学生以上にしています。

記者

市内で実際ビブリオバトルをしている学校はあるのか。

学校教育課長

実際している学校はありませんが、アニマシオンという、別の手法で本を読んでいく方法もあります。クイズ形式にしたものなどで取り組んでいる学校はあります。

司会者

よろしいですか。他に何かご質問はありますか。無ければこれで終了します。次の定例記者会見については、8月28日(木曜日)午前11時からこの会場で開催させていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 秘書広報課 秘書係

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