平成21年5月8日定例記者会見

このページは、市長定例記者会見の内容を秘書広報課でまとめたものです。

市長会見事項 要旨

（1）「甲西駅南・北口広場」竣工式について

日時

 5月14日（木曜日） 午前10時から

場所

 JR草津線 甲西駅北口広場

参加予定者

 議会関係者・地元関係区長・関係企業・市関係者

趣旨・目的

 まちづくり交付金事業は、平成16年度で創設された事業で、水と緑に囲まれた「安心・安全」「ふれあい」「かがやき」ある快適生活空間の創出という大目標をかかげ作成した都市再生整備計画に基づいて整備された事業で19年度、20年度で整備し、今回南北の広場が完成したので、ひとつの区切りとして竣工式を執り行います。

添付資料

（2）「地域まちづくりフォーラム開催」について

日時

5月23日（土曜日） 午前9時30分から正午

場所

市民学習交流センター（サンヒルズ甲西）本館

概要・対象

1. 市民活動報告 5団体
2. 基調講演「協働のまちづくりをすすめるために」
   NPO市民熱人 代表 市民活動・NPOコーディネーター 阿部圭宏さん

趣旨・目的

 協働のまちづくりをすすめるために行政、区・自治会、まちづくり協議会、市民活動団体などでどのように取り組んでいけばよいかについて語り合います。

（1）第25回オウム真理教（アーレフに改称）に対する抗議行動について

日時

5月24日（日曜日） 午前10時から

場所

湖南市平松 平野町中央広場

概要、対象

約250人から300人が、オウム真理教の施設に対しての抗議行動を行います。

趣旨・目的

オウム真理教の反社会的な行動に対し、住民の不安解消、明るく住みよい街づくりをめざします。

（2）第9回湖南市グラウンドゴルフ協会春季大会

日時

5月9日（土曜日） 開会式 午前9時から 閉会式 午後2時頃予定
予備日5月13日（水曜日）

場所

湖南市野洲川親水公園グラウンドゴルフ場

概要、対象

主催：湖南市体育協会、主管：湖南市グラウンドゴルフ協会、後援：湖南市教育委員会
参加者：湖南市グラウンドゴルフ協会会員 443人

趣旨・目的

気軽に楽しめる生涯スポーツであるグラウンドゴルフの普及と湖南市グラウンドゴルフ愛好者相互の親睦と健康づくり、仲間づくりを推進し、明るい豊かな生活の実現に寄与することを目的としています。

司会

これから平成21年5月度の定例記者会見を始めさせていただきます。それでは市長よろしくお願いします。

市長

5月の連休明けの会見ですが、本日の定例記者会見での話題提供は4件です。

（1）「甲西駅南・北口広場」竣工式について

まず、JR甲西駅の周辺整備のうち、平成19年度の南口広場に続いて平成20年度事業であった北口広場の整備も完了しますので、今月14日午前10時から竣工式を執り行います。この事業については、平成16年度に創設されました国土交通省の「まちづくり交付金事業」を活用して進めてきておりまして、平成17年3月に取りまとめた「湖南市中心市街地活性化基本計画」、平成18年3月に策定した「甲西駅周辺地区都市再生整備計画」に基づいた整備を行ってまいりました。整備の過程では、甲西南部ほ場整備事業や先日開通した市道甲西駅美松線との連携や、甲西駅北口広場に静態保存されていた蒸気機関車D51409号を全国公募によりヤマザキマザック株式会社様に移転保存していただいたり、一時預かり駐車場を新設したり、移動した駐輪場には引き続き犯罪減退用の青色照明を整備したり、公衆トイレを新しくしたりと、様々な取り組みがありました。特にバスシェルターが完成したことで、これまで雨天時には傘を差してバス待ちをしなければならなかったところが快適に利用していただけるようになりましたので、草津線複線化に向けて利用促進を図ってまいりたいと考えております。「甲西駅周辺地区都市再生整備計画」に基づく事業は他にも継続中のものもありますが、ひとつの区切りとして5月14日に竣工式を開催いたします。

（2）「地域まちづくりフォーラム」開催について

次に、5月23日（土曜日）に「地域まちづくりフォーラム」を開催します。人口減少、成熟社会に移ってきたわが国としては、地域のまちづくりが急務でありますし、とりわけ地域における協働のまちづくりが重要であるとされております。本市においては、地縁団体としての区・自治会がありますし、それを越える広域の自治を担う「まちづくり協議会」を現在市内各地に設立してきており、昨年度中に5協議会の設立を行いました。また、岩根小学校の地域運営学校（コミュニティスクール）や石部小学校の学校応援団、そのほか各学校においても学校評議員が活発に活動していただいております。こうした地縁に関する活動だけではなく、テーマ別の社会貢献活動に位置づけられるNPOや市民活動団体の動きも活性化し、行政、地域、市民がそれぞれの立場で協働していける地域づくりをしなければならないと考えております。そこで、5月23日午前9時30分から市民学習交流センターにおいて「地域まちづくりフォーラム」を開催し、市民の皆さんとともにまちづくりのあり方を考えてまいります。最初に昨年度のまちづくり市民活動補助金の交付団体からそれぞれの活動報告をしていただいたあと、10時30分から「協働のまちづくりをすすめるために」と題してNPO市民熱人代表でNPO・市民活動コーディネーターの阿部圭宏さんから講演をいただくこととしております。入場無料です。

（3）定額給付金および子育て応援特別手当の申請受付・支給状況について

次に、定額給付金と子育て応援特別手当についてですが、定額給付金につきましては、4月23日に第1回4,000件の振込みを行い、昨日第2回6,000件の振込みをしましたが、対象世帯23,000件のうち昨日までに申請書を受付けたのが17,300件で申請書の提出率は75％となっています。支給に関しては、第3回を14日に4,600件、第4回を22日に2,700件振込む予定ですが、毎回振込み件数が限られているのは、金融機関側の処理能力によるものです。6月1日から始まる現金支給では、1日に対応できる件数が限られることから、市といたしましてはできる限り安全で確実な銀行振込みで対応したいと思っています。子育て応援特別手当も814件のうち680件の申請を受付け、定額給付金と合わせて振込み手続を行っておりますが、市においては、まだ申請されていない方に対して、区・自治会などを通じて啓発するほか、6月中旬にはダイレクトメールの発送を計画しています。

（4）湖南市新型インフルエンザ対策における経過報告について

最後に、新型インフルエンザについては、先月24日（金曜日）の夜中にWHOが「米国とメキシコで、豚インフルエンザの人間への感染が疑われる事例が発生し、メキシコで60人が死亡した」と発表して以来、警戒レベルがフェーズ3から5に見る間に引き上げられ、韓国や香港といったアジアを含め感染国・地域が24か国・地域となり、アメリカでも死者が出ました。わが国においても、政府が「新型インフルエンザ対策本部」を早々に設置したばかりか、厚生労働大臣が真夜中に興奮気味な記者会見を開いて横浜市と泥仕合を演じたりしていましたが、幸いなことに大型連休を越えても感染者は国内発生しておりません。有識者が、今回の新型インフルエンザは弱毒性だと指摘していますが、今回の新型インフルエンザ対応は、強毒性の鳥インフルエンザ対策を発動したために、いささかの混乱があったように感じます。

本市といたしましても、2月に策定いたしました行動計画に基づき、4月27日（月曜日）午後4時にはすべての次長・課長を緊急に集めて対策協議を行い行動計画を徹底し、嶋村甲賀保健所長をお招きして新型インフルエンザに関する注意点を伺いました。翌28日（火曜日）午前9時には第1回新型インフルエンザ対策本部会議を開催して最新情報の交換と各部署の対応を確認し、29日（水曜日）の昭和の日を挟んで30日（木曜日）午前9時30分から関係次長・課長による新型インフルエンザ対策会議を開催、連休中の相談窓口開設や備品備蓄確認、問題点の整理を行い、11時からは第2回対策本部会議を開催して、フェーズ5以降の情報共有や甲賀広域行政組合消防本部との情報交換などを行いました。1日の朝からも特別職と健康福祉部で連休中の対応確認をしており、本日8時30分から第3回対策本部会議を開催いたしました。

市民への啓発として27日にはホームページへ情報提供を行ったのをはじめ、30日には学校・園を通じて保護者に対して、また、湖南タウンメール（安心安全メール）を利用して登録者に対してそれぞれ情報提供を行い、1日には自治会回覧用の啓発チラシを配布いたしました。一方、5月2日から6日までの連休中も市保健センターに発熱相談センターを開設し、市民からの相談を受けましたが、具体的な相談件数は2件（その他10件）でした。

司会

続きまして資料提供でございますが、4件ございます。まず1点、オウム真理教（アーレフに改称）に対する抗議行動で、5月24日（日曜日）午前10時から湖南市平松の平野町広場で開催いたします。対象については、250人から300人が集まり、施設に対して抗議行動を行うということです。2点目に第9回湖南市グラウンドゴルフ協会春季大会です。5月9日（土曜日）午前9時から、野洲川親水公園グラウンドゴルフ場で開催されます。グラウンドゴルフ協会の会員数は443名です。
それでは、ご質問などあればお受けしたいと思いますのでよろしくお願いします。

記者より質問

湖南市新型インフルエンザ対策について

質問：（記者）

発熱相談センターに寄せられた相談は2件ということですが、何日現在まででの件数になりますか。

回答：（健康福祉部長）

5月4日に1件と、6日に1件になります。海外から帰国したなどの相談でした。ともに保健所の指示を仰ぎながら対応しましたが、発生国ではないということでそのまま帰っていただきました。

質問：（記者）

その他10件というのは2件と別に出た分があるのですか。

回答：（健康福祉部長）

これは、昨日の健康相談の分です。

司会

ほかにございませんか。では、ほかに質問が無いようでございますので、これで記者会見を終わらせていただきます。

次回の定例記者会見は、6月1日（月曜日）午後2時からこの会場で実施させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。