運動・スポーツ資源マップ作成プロジェクト
龍谷大学社会学部井上辰樹教授と研究室ゼミ生20名(3回生)と市の協働で「運動マップ」を作成しました。表紙を含めて全12ページで、市内4つの中学校区に分けて、運動ができる公共施設やウォーキングコースなどの運動資源、スキマ時間でできるストレッチ体操(井上教授監修)などを盛り込んでいます。学生は、若者ならではの視点で具体的な人物像(ペルソナ)に対する運動プランを提案しています。
令和6年7月30日にキックオフ。5日間でワークショップや市内フィールドワークを行い、12月17日に学校法人龍谷大学瀬田キャンパスにて成果報告会が実施されました。
市では、国県との比較で、特に女性の運動実施率が低いという健康課題があり、メインターゲットを「働き世代の女性」と市から提示。子どもを持つ家庭など働き世代の女性にスポットを当てかわいいイラストマップでまとめることで、すべての世代にとって誰にでも優しいマップにまとめています。

プロジェクト概要
市では主に女性の運動実施率の向上を目指して取組を進めている令和6年度運動・スポーツ習慣化促進事業(国庫補助採択事業)「健康づくり習慣化モデル事業」の一環として、龍谷大学社会学部井上研究室の井上辰樹教授、ゼミ学生20名(3回生)と市が協働で「運動マップ」を作成するプロジェクトです。
作成の方針として、老若男女すべての世代が親しむことができる視点をもったマップを基本としますが、特に女性をメインターゲットとすることで、からだに優しい初心者向けの情報としてとりまとめます。
運動・スポーツができる場所のマップや準備運動やスキマ時間でできるストレッチ体操などの情報を、井上辰樹教授と市の監修のもと学生の若者ならではの視点から作成します。

マップ作成スケジュール(活動場所:湖南市保健センター)
ワークショップの様子
作成のポイント
市内フィールドワークをするにあたっての作成手順やターゲットなどのポイントをまとめた資料です。
資源マップ作成ポイント資料 (PDFファイル: 343.7KB)
ワークショップの様子

女性の視点を整理(全体)

女性の視点を整理(詳細)
全体の方向性を統一するため、マップに入れたい女性の視点を書き出すワークショップを行いました。意見としては、施設内での虫の存在、多目的トイレの有無、夜間でも安心して運動ができるか(街灯の有無・歩道の幅)、休憩できる場所(ベンチの有無)、自動販売機の有無、子どもが安全に遊べる場所、駐車場(広さ・利用料金・駐車場からスポットまでの距離)や景色を楽しめる場所などが列挙されました。
学生たちはこれらの視点を持って、実際にまちを散策し、気づいたことや感じたことなどをマップに追加していきます。
中学校区毎にグループ分けをしマップの作成を行いますので、マップや作業の様子についてはそれぞれのページからご覧いただけます。
更新日:2025年01月07日